決勝戦

またしても、エル・ブランコの勢いを止めるチームは現れなかった。


5月27日明け方に行われた CL決勝。レアルがリヴァプールを3-1で破り、史上初の3連覇を達成しました。今回は興奮さめやらぬ戦いの中で、特に注目された2つの事について話していきたいと思います。


1.サラーの負傷交代

これがリヴァプールに与えた影響は大きく、試合のターニングポイントとなったでしょう。セルヒオ・ラモスとの競り合いで倒れたサラーが腕を負傷。ピッチを後にしました。その時のサラーの涙が、いかにこの戦いかけていたかが伺えるシーンでした。このシーン直後から、このツイッター上も大荒れ。ラモスへの非難が集中しましたね。

このシーンについて、僕が言いたいのは、「ラモスならこういう事をやりかねないのは分かってた」という事です。過去の大一番の試合でも分かるように、ラモスは熱い男です。大袈裟に言うと、勝利の為なら危険なプレイもする。相手はPL得点王。彼の頭の中には「優勝する為にも、サラーを狙っていく」というのも入ってたでしょう。勿論、怪我をさせてしまったラモスに1番非はあると思いますが、サラーから腕を絡みに行っているのもまた事実。なので僕は、「ラモスが10割悪い」と断定するのはちょっと違うのかな、と思いました。

※サラー退場直後、ラモスが副審と笑って会話するシーンが取り上げられてましたが、本当にサラーの事で笑っているのか、はたまた別の事なのか、真偽は分からないので触れません。


2.カリウスのミス

一言で表すと「衝撃的」でした。リーグで安定感あるプレイをしていたカリウスが、失点に直結するミスを2度も犯したのは。ただ僕は、カリウスはあのミス以外は特に悪いところはなく、頑張っていたという印象です。1点目は、確かにふよういな